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しおやクリーンセンター(し尿処理施設)

しおやクリーンセンター水質試験室受入室

当施設からのお知らせ

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しおやクリーンセンターは、圏域の家庭や事業所から排出されるし尿及び浄化槽汚泥を適正に処理することで、生活環境の保全と公衆衛生の向上を図ることを目的としています。

この施設の処理方法は高負荷脱窒素処理方式といい、希釈水を使用せずに流動床といわれる処理層に圧送されたし尿及び浄化槽汚泥を、空気のエアリフト作用により送内に上下循環流を生じさせながら、生物処理(バクテリア処理)を行います。これを混和槽、pH調整槽などで二次処理し、さらにオゾン槽、ろ過槽などで高度処理を行い、きれいな水にして放流しています。

流動床システム

流動床システム

流動床では、し尿と浄化槽汚泥が空気の力でぐるぐる回転しています。この水槽から微生物が流れていかないように、硅砂という砂に酸素を必要とする硝化菌と、酸素が少ないところで活躍する脱窒素菌を付着させます。

これにより、水槽上部の酸素があるところでは硝化菌が活躍してアンモニアを分解し、水槽下部の酸素がないところでは、脱窒素菌が活躍して窒素を分解してくれます。

流動床システム

敷地面積

12,121㎡

延床面積

4,377㎡

建物構造

鉄筋コンクリート(地下1階、地上2階)

処理能力

110㎘/日

処理方式

高負荷脱窒素処理方式(流動床システム)+高度処理

竣工

平成10年11月

搬入されたし尿と浄化槽汚泥は、砂等の比重の重いものを除去してから受入槽に流入させ、破砕した後、夾雑物除去装置で除渣します。

流動床では、貯留設備から送られてくるし尿と浄化槽汚泥中の有機物や窒素成分を、微生物固定化担体と浮遊汚泥により効率よく除去します。

流入水に無機凝集剤を添加し、pH調整後凝集助剤を加えて凝集フロックを形成させます。

オゾン・砂ろ過・活性炭吸着により、凝集分離処理までにおいて除去できなかったSS・COD・色度等が高度に除去されます。

凝集スクリーンで固液分離された凝集汚泥は、スクリュープレス型脱水機で脱水処理します。脱水汚泥の含水率は82%以下とし、しおやクリーンセンターに隣接しているごみ処理施設「エコパークしおや」にて焼却します。

受入貯留設備から発生する高濃度臭気は、生物脱臭及び焼却炉の二次燃焼空気として燃焼脱臭を行います。各水槽、仕上槽等より発生する中低濃度臭気は、薬液洗浄と活性炭吸着で無臭化します。

所在地
栃木県矢板市安沢3622番地1
電話
0287-48-2857
FAX
0287-48-8010

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投稿日:2018年12月19日 更新日: