○塩谷広域行政組合職員の配偶者同行休業に関する条例
平成26年7月11日
条例第5号
(趣旨)
第1条 この条例は,地方公務員法(昭和25年法律第261号。以下「法」という。)第26条の6第1項(同条第4項において準用する場合を含む。)から第3項,第6項から第8項及び第11項の規定により準用する同法第26条の5第6項に基づき,職員の配偶者同行休業(法第26条の6第1項に規定する配偶者同行休業をいう。以下同じ。)に関し必要な事項を定めるものとする。
(配偶者同行休業の期間)
第3条 法第26条の6第1項の条例で定める期間は,3年とする。
(配偶者同行休業の対象となる配偶者が外国に滞在する事由)
第4条 法第26条の6第1項の条例で定める事由は,次に掲げる事由(6月以上にわたり継続することが見込まれるものに限る。第7条において「配偶者外国滞在事由」という。)とする。
(1) 外国での勤務
(2) 事業を経営することその他の個人が業として行う活動であって外国において行うもの
(3) 学校教育法(昭和22年法律第26号)による大学に相当する外国の大学(これに準ずる教育施設を含む。)であって外国に所在するものにおける修学(前2号に該当するものを除く。)
(4) 前3号に掲げるもののほか,これらに準ずる事由として任命権者が認めるもの
(配偶者同行休業の期間の延長)
第6条 配偶者同行休業をしている職員は,当該配偶者同行休業を開始した日から引き続き配偶者同行休業をしようとする期間が第3条に規定する休業の期間を超えない範囲内において,延長をしようとする期間の末日を明らかにして,任命権者に対し,配偶者同行休業の期間の延長を申請することができる。
2 第2条の規定は,配偶者同行休業の期間の延長の承認について準用する。
(配偶者同行休業の期間の再度の延長ができる特別の事情)
第6条の2 法第26条の6第3項の条例で定める特別の事情は,配偶者同行休業の期間の延長後の期間が満了する日における当該配偶者同行休業に係る配偶者の第4条第1号の外国での勤務が同日後も引き続くこととなり,及びその引き続くことが当該延長の申請時には確定していなかったことその他任命権者がこれに準ずると認める事情とする。
(配偶者同行休業の承認の取消事由)
第7条 法第26条の6第6項の条例で定める事由は,次に掲げる事由とする。
(1) 配偶者が外国に滞在しないこととなり,又は配偶者が外国に滞在する事由が配偶者外国滞在事由に該当しないこととなったこと。
(2) 配偶者同行休業をしている職員が塩谷広域行政組合職員の勤務時間,休日及び休暇に関する条例(平成7年塩谷広域行政組合条例第1号)別表第1の9の項又は10の項の休暇を取得することとなったこと。
(3) 任命権者が,配偶者同行休業をしている職員について,地方公務員の育児休業等に関する法律(平成3年法律第110号)第2条第1項の規定による育児休業を承認することとなったこと。
(1) 申請期間を任用の期間(以下この条において「任期」という。)の限度として行う任期を定めた採用
(2) 申請期間を任期の限度として行う臨時的任用
2 任命権者は,前項の規定により任期を定めて職員を採用する場合には,当該職員にその任期を明示しなければならない。
3 任命権者は,第1項の規定により任期を定めて採用された職員の任期が申請期間に満たない場合にあっては,当該申請期間の範囲内において,その任期を更新することができる。
5 任命権者は,第1項の規定により任期を定めて採用された職員の任期を更新する場合には,あらかじめ当該職員の同意を得なければならない。
(職務復帰後における号給の調整)
第9条 配偶者同行休業をした職員が職務に復帰した場合において,他の職員との均衡上必要があると認められるときは,当該配偶者同行休業をした期間を100分の50以下の換算率により換算して得た期間を引き続き勤務したものとみなして,組合規則の定めるところにより,号給を調整することができる。
(規則への委任)
第10条 この条例の施行に関し必要な事項は,組合規則で定める。
附則
(施行期日)
1 この条例は,公布の日から施行する。
(塩谷広域行政組合職員の育児休業等に関する条例の一部改正)
2 塩谷広域行政組合職員の育児休業等に関する条例(平成4年塩谷広域行政組合条例第1号)の一部を次のように改正する。
〔次のよう〕略
(塩谷広域行政組合人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正)
3 塩谷広域行政組合人事行政の運営等の状況の公表に関する条例(平成17年塩谷広域行政組合条例第8号)の一部を次のように改正する。
〔次のよう〕略
附則(平成29年条例第4号)
この条例は,平成29年4月1日から施行する。