施設整備室では、塩谷広域圏内の循環型社会形成の推進並びに次期環境施設を建設するための業務を行っています。
塩谷広域(矢板市、さくら市、塩谷町、高根沢町)のごみ処理については、平成2年4月から塩谷広域行政組合により管理運営しており、現在、さくら市の塩谷広域環境衛生センター(ごみ焼却施設及び粗大ごみ処理施設)において一般廃棄物の処理を行っています。
しかし、これらの施設は稼働開始から約20年を経過しているため老朽化が著しく、今後のごみ処理計画について再検討することは、本圏域の喫緊の課題でありました。
このようなことから塩谷広域行政組合では、平成24年6月に「ごみ処理施設整備基本設計計画書」を策定しました。そして、ごみの適性かつ安全な処理や環境保全を図るため、環境への負担の低減を目指した循環型社会に寄与する施設として、矢板市に一般廃棄物のごみ処理場を配置し、本圏域における可燃ごみを焼却するための施設(エネルギー回収推進施設)及び不燃ごみの破砕、選別、圧縮、梱包、一時保管するための施設(マテリアルリサイクル推進施設)を整備することとしました。
名称 | 塩谷広域環境衛生センター |
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所在地 | 栃木県さくら市松島823番地 |
処理方法 | 可燃ごみ: 准連続焼却式排ガス高度処理 粗大ごみ: 破砕・選別・圧縮 |
処理能力 | 可燃ごみ: 40t/16時間(焼却炉2基) 17年度から: 120t/日(60t/24時間X2炉) 粗大ごみ: 30t/5時間(含不燃) |